キャリアを重ね、システム開発と共に
プロジェクトマネジメントを
両立できるSEに。

名古屋基幹システム本部 事務システム部

Y.K.

2008年入社 / 情報システム科卒

仕事内容を教えてください。

JR東海社員の勤務管理を行うシステムの運用・保全・開発を担当しており、2021年度からそのシステムの更新プロジェクトにチームリーダーとして携わっています。ユーザ要望をヒアリングし、システム要件として整理して協力会社とともに開発をしていきます。システムの仕様調整ももちろんですが、日々の進捗管理、品質管理、問題・課題解決など、常に先読みして行動することが必要です。長丁場の中でいかに品質を担保し、お客様の要望に応えられるか、上司や先輩、同僚たちと一丸となって取り組んでいます。

キャリアを重ねても成長できる環境であると感じる部分を教えてください。

キャリアに応じて求められるスキルが会社から示されています。そのスキルを基に、半期ごとに上司と面談をして業務目標を設定します。その後、その業務目標の達成度について上司と一緒に振り返り、上司からフィードバックをいただきます。自身のキャリアについて、着実にステップアップしていくことができます。また、基本的な技術からプロジェクトマネジメント研修、新たな技術に関するセミナーなど、多岐にわたる研修等が準備されており、意欲的に研修を受講することで、いつまでも成長することができます。

入社してから思い出に残っている仕事のエピソードを教えてください。

JR東海がフレックスタイム制度を導入する際、制度の整備とシステム改修が同時進行だったため、とても苦労しました。勤務管理をするシステムにとって、法律・制度はシステム設計のベースとなるためです。しかし、お客様にもその点をご理解いただき、お互いに協力しながら改修作業を進め、無事完成してフレックスタイム制度が始まったときは、緊張しましたがとても達成感がありました。

自分の仕事が社会に影響を与えていると感じることを教えてください。

私の担当するシステムは、電車が動いて当然と思われているように、正しく動いて当然の企業活動に必須のシステムです。JR東海には運転士・車掌・駅員をはじめ、様々な職種の人が様々な働き方をしており、そういった人たちの勤務時間、超勤時間などの計算を行い、労務管理を行っています。給与の支払いだけでなく、近年の働き方改革、新型コロナウイルス蔓延に伴う情勢変化により、JR東海でも法改正への対応や様々な工夫がなされ、システムに求められる役割も年々大きくなっています。日々電車を動かし人々の生活を支えるJR東海を、縁の下から支えることが私たちの使命だと思っています。

これからの目標を教えてください。

プロジェクトは完成がゴールですが、お客様はそれがスタートになり、そこから何年もそのシステムを使うことになります。日々の運用からお客様とのやり取り、抱える課題・改善要望を理解した上で提案し、お客様にご満足いただけるシステムを開発すると共に、品質管理、進捗管理、リスク管理などのプロジェクトマネジメントも両立できるSEになりたいと思っています。

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