「夫婦で協力して子育てをしたい」
そんな強い想いから
育児休職により子育てに専念

名古屋基幹システム本部 基盤システム部

Y.N.

2017年入社 / 経営学部卒

仕事内容を教えてください。

JR東海が有するシステムの共通基盤にて、保全を担当しています。共通基盤の中でも、統合セキュリティソフトウェアや通信制御装置の保守運用管理を行っています。統合セキュリティソフトウェアの保全作業では、システムがウイルス等の危険にさらされないよう、セキュリティソフトウェアをシステム毎にカスタマイズし、配信する業務に携わっています。また、通信制御装置の保全作業では、必要な通信ルールのみを装置へ投入し、システムを不正なアクセスや悪意のある通信から保護しています。

入社してから思い出に残っている仕事のエピソードを教えてください。

2022年に行った、サーバ・ネットワーク機器切替作業では、連日夜間の作業を実施しました。認証処理及び業務通信の経路に該当する機器であるため、影響システムも多く、切替は万全の体制で行われました。1度の切替ではうまくいかず、2度目の切替を経てようやく切替えることができました。作業は綿密に計画し、想定通りに実施しましたが、「想定外の事象は、いつ発生してもおかしくない」という教訓になりました。全ての作業が完了した後は、ホッと胸を撫で下ろす思いでした。

育児休職を取得したときのことを教えてください。

2022年に半年間(6か月)の育児休職を取得しました。妊娠中の妻と相談し「夫婦で協力して子育てを進めていきたい」と強く感じ、取得することとしました。上司や後輩等にも相談し、業務を引継ぐ等、多大なるサポートをいただきました。制度としては、男性も女性同様に育児休職を取得することが可能です。また、社内に相談窓口を設けており、育児休職取得に関する制度や申請処理について相談できる体制が整っています。そのため、取得しやすい環境が整っていると感じています。

自分の仕事が社会に影響を与えていると感じることを教えてください。

社内ネットワークはインターネットから切り離されているため、ウイルス検知をする可能性は限りなく低いです。しかし、意図していない操作や、外部媒体を経由したウイルス感染は十分に考えられます。もし、業務に関わるシステムがウイルス感染しJR東海の業務が停止した場合、社会への影響は計り知れません。そのため、常日頃からセキュリティに関する情報収集等を行い、自分自身の知識をアップデートしています。

これからの目標を教えてください。

入社から7年目、現在のシステムに携わってからは3年目となりました。自身の携わるシステムのみならず関係するシステムについても、理解が深まってきたところです。そのため、今後発生するソフトウェアや機器の取替プロジェクトでは、運用保全で知得した知識を活用し、システムの品質向上に寄与していきたいと考えています。

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