
仕事内容を教えてください。
新幹線のネット予約サービスを提供するエクスプレス予約システムのインフラを設計・構築する部署に所属しており、私は特にサーバインフラの設計・構築を担当しています。エクスプレス予約システムは、会員数およそ1,000万人を超える大規模なシステムで、お客様へ様々なサービスを提供するため、予約のWeb画面を提供するサーバや、新幹線の座席を管理するマルスシステムとやり取りをするサーバ等、多くのサーバが稼働しています。そのような大規模なインフラを支える業務は、とてもやりがいのある仕事であると感じています。
入社してから思い出に残っている仕事のエピソードを教えてください。
現在の部に配属された2020年から2022年にかけて、サーバ更新(老朽取替)を行いました。今回のサーバ更新では、サーバを搭載する筐体の変更や、OS種別の変更というシステム基盤の大幅な変更を伴うものでした。また、クラウドを活用するなど新技術やサービスを積極的に活用することになり、これまでに経験したことのないリプレースとなったため、試行錯誤しながら品質の確保に取り組み、複数回の切替によるリスク分散など行うことで、無事に完遂することができたときは、これまでにない達成感を感じることができました。
キャリアを重ねても成長できる環境であると感じる部分を教えてください。
年次に合わせて、多くの自社研修が用意されており、IT技術の基礎からプロジェクトマネジメントに関するものまで、自分のレベルに合わせて必要なスキルを身に付けていくことができます。また、会社負担で、外部機関による多種多様な研修を自分で選択して受講することが可能なため、今必要としているスキルを積極的に身に付けていける環境であると思っています。


自分の仕事が社会に影響を与えていると感じることを教えてください。
エクスプレス予約システムは、実際に自分が旅行や出張で新幹線に乗車する際に利用したり、新幹線に乗車しているお客様が実際に利用されているところ目にしたりする機会が多くあります。また、最近ではCMが放映されるなど多くの人の目に触れ、利用されているシステムだということをより身近に感じることができます。そんなエクスプレス予約システムの安定稼働を支える基盤となるサーバインフラを構築する業務は、社会活動を支える重要な役割であることを実感できます。
これからの目標を教えてください。
今後もエクスプレス予約システムでは、多くのプロジェクトが計画されており、それらプロジェクトを無事完遂させるためには確実なインフラ構築が求められます。プロジェクトを成功させるため、より品質の高いエクスプレス予約システムのサーバインフラ構築に貢献できるよう、日々進化を続けるIT技術に対して高くアンテナを張り、得た知識を活用しながら業務に取り組んでいきたいと思います。