JTISに入社を決めた理由を教えてください。
農学部で食品産業について学ぶ中で、消費者の生活に密接する職業に携わりたいと考えるようになり、就職活動の軸としていました。様々な会社を見ていく中で、日本の輸送業界をITの力で支える仕事に興味を持ち、JTISを志望しました。文系出身であるため、当初はSEという職種に不安がありましたが、お客様の要望を会話の中で汲み取り、要件を開発者に正しく伝えるという役割の中で、読解力や伝達力という文系ならではの強みを活かせると感じています。
仕事内容を教えてください。
東海道・山陽・九州新幹線のネット予約サービスである「エクスプレス予約システム」の開発部署に所属しています。私が所属しているグループは開発部署全体の取りまとめを担っており、今後展開していく新サービスのリリースに向けて、各種試験等の管理や調整を行っています。現在は新サービスの要件定義～基本設計フェーズにおける顧客および協力会社との打合せに参加しています。また、新サービスがリリースされる際には、夜間に行われるシステムの切替作業に参加する予定です。
入社してから思い出に残っている仕事のエピソードを教えてください。
エクスプレス予約システムは2022年に九州新幹線区間（博多～鹿児島中央間）へサービスエリアを伸ばし、東海道・山陽・九州新幹線全線での予約が可能となりました。こちらの改修にあたり行われた大規模なシステムの切替作業に参加したことが思い出に残っています。夜間のシステムメンテナンス時間内に必ず切替を成功させないといけないという制約の中で、何百人という人々が協力して1つのシステムをつくり上げている様子を目の当たりにし、とても感動したことを覚えています。
入社後、どのように情報知識を学んできたのか教えてください。
大学では農業について学んでいたため入社当初はITについての知識がほとんどない状態でしたが、新入社員研修を通じてITの基礎知識を身に付けることができました。配属後は上司や先輩社員に助けていただきながら経験を積み、業務知識を深めています。また、配属後も様々な研修を受講できる制度が整っているため、継続的に学ぶことができていると感じます。現在は情報処理技術者資格取得などを目指し、自己研鑽にも努めています。
自分の仕事が社会に影響を与えていると感じることを教えてください。
実際に家族や友人がエクスプレス予約システムを使用している姿を見ると、社会に広く普及したシステムに従事していることを実感します。また、自分でも旅行時に使用することが多いのですが、簡単に新幹線のチケットを購入できたり、発車直前まで予約変更ができたり、とても助かっています。